【大阪市東成区】黒猫「てんちゃん」無事保護
【黒猫の捜索事例】元野良の臆病な黒猫「てんちゃん」を無事保護!屋根からの脱走・地域猫が多いエリアでの行動分析と手動トラップ保護の一部始終

目次
- 1. 「ベランダから屋根に出てしまった…」ご縁から始まった緊急SOS
- 2. 周辺には多数の黒猫と悪天候。広範囲を移動するてんちゃんの発見
- 3. カメラ映像に映る姿と「帰り道を探す」行動心理の読み解き
- 4. 深夜の連続張り込みと行動プロファイリング・トラップの微調整
- 5. 焦らず掴んだ勝機、そして感動の保護へ
- 【愛猫・愛犬が迷子になってしまったら】
1. 「ベランダから屋根に出てしまった…」ご縁から始まった緊急SOS
夜、「猫がいなくなってしまった」とお電話でお問い合わせをいただきました。
洗濯物を干している際、ベランダから長屋の屋根に出てそのまま姿を消してしまったとのことでした。
譲渡主様にご相談された際、以前弊社で捜索を行った元依頼者様のご知人であったことがきっかけとなり、今回正式にご依頼をいただくこととなりました。
探すのは黒猫の男の子「てんちゃん(4歳・3〜4kg)」。
短い鍵しっぽ、右耳のさくら耳、緑色の瞳が特徴的な子です。性格は非常に臆病で、抱っこもさせてくれないとのこと。元野良猫の経験があり、脱走現場の周辺には何匹もの地域猫(黒猫も多数)が生息している厳しい環境でした。
さらに、てんちゃんは普段からご飯への執着が薄く、ちゅーるもあまり好まないタイプ。加えて連日の大雨と不安定な天候の中、一刻を争う捜索がスタートしました。
2. 周辺には多数の黒猫と悪天候。広範囲を移動するてんちゃんの発見
現地到着後、まずは周辺捜索を行いましたが直接の姿は確認できず。
そこでご自宅周辺に監視カメラを設置し、地形や区画から「行動範囲はご自宅周辺約180m軸」と想定しました。また、いつでも自力で帰宅できるよう脱走元のベランダ窓を開放し、水とカメラを配置しました。
翌深夜のカメラ解析により、てんちゃんが「ベランダ→屋根→裏側へ降りる」ルートで逃走した可能性が高いことが判明。
映像の中で、てんちゃんがかなり屋根を気にしている様子も確認できました。
周辺を捜索していると、あたりにはたくさんの黒猫が。
しっぽの形や瞳の色などを注意深く確認しながら見ていると、短い鍵しっぽの黒猫を発見しました。
片側一車線の大きな道路を、ゆっくりと渡っていました。

とても臆病な性格と聞いていましたが、外での経験があるからなのか、人と目が合ってもすぐには逃げず、こちらの様子を見ながらゆっくりと歩いていました。
警戒されてはいけないため、追いかけずにその場を離れ、周辺を捜索。
すると、再びてんちゃんを発見しました。
飼い主様に呼びかけてもらいましたが、外に出たことで「サバイバルモード」になっているのか、反応はありませんでした。
てんちゃんの行動を見る限り、かなり広い範囲を動いていることも分かり、交通事故などに遭わないか心配な状況です。
3. カメラ映像に映る姿と「帰り道を探す」行動心理の読み解き
できるだけ早く保護してあげたいところでしたが、今はあまり刺激しないよう、捕獲器を「慣らし」のために設置し、一度てんちゃんの様子を見ることにしました。
その翌夜、午前4時頃、再びてんちゃんの姿がカメラに映りました。捕獲器の手前に置いていたちゅーるを一瞬嗅ぎ、頭だけを捕獲器の中に入れている姿も確認できました。この日は午前5時頃まで、捕獲器を仕掛けて張り込むことに。
すると、てんちゃんは3回ほど姿を見せてくれました。しかし、捕獲器の中には身体を入れてくれません。
そして午前4時頃、再びてんちゃんがやってきました。捕獲器には入らず、裏側から屋根へ飛び乗りました。その姿を見て、
「もしかすると、ベランダから自力でお家に帰れるのかもしれない」
と思い、すぐに飼い主様へ報告。これまでの映像を見ても、てんちゃんは上をよく気にしていました。もしかすると、てんちゃんはお家への帰り道を探していたのかもしれません。焦らず、飼い主様と一緒にじっと待つことにしました。
しかし、午前6時半頃まで粘りましたが、てんちゃんはあと一歩踏み出すことができず、またどこかへ姿を消してしまいました。
今回の様子を確認していく中で、てんちゃんはまだそこまで飢えている状態ではなく、エサへの興味もそれほど強くないことが分かりました。一方で、お家に帰ろうとしているような様子は見られます。そのため、いったん状況変えず、もう少し様子を見ることにしました。

【ペット探偵の行動心理分析】
てんちゃんはまだ深刻な飢餓状態ではなく、食欲による誘導が効きにくい。しかし、頻繁に屋根を見上げているのは『我が家への帰り道』を探して戻ろうとしているサイン。お家のそばを離れず、何度も同じ場所へ戻ってきている。
このプロファイリングに基づき、強引な捕獲は避け、ルートや出現時間帯(深夜0時〜朝8時)に合わせて捕獲器・手動トラップの配置や角度、匂いの付け方を極限まで微調整しました。
4. 深夜の連続張り込みと行動プロファイリング・トラップの微調整
1日あけた次の深夜、カメラを確認すると、やはりてんちゃんが屋根から降りている様子が映っていました。前日の夜は午前2時にてんちゃんの姿がカメラで確認できていたため、この日は午前4時まで張り込みをすることに。
しかし、この日は姿を現しませんでした。周辺も捜索しましたが、確認できたのは他の地域猫の黒猫ちゃんたち。てんちゃんの姿は確認できませんでした。
どこかに身を隠すでもなく思っていた以上に動いており、事故や縄張り争いなどに巻き込まれていないか心配なところです。それでも、今はこの場所を中心に捜索を進めることにしました。トラップ付近には、てんちゃんの匂いとご飯の匂いをつけました。後日、カメラを確認してから、保護・捕獲対応を行うことに。てんちゃんもきっと、近くでタイミングをうかがっているはずです。
1日あけた次の深夜、カメラを確認すると、てんちゃんが「2時・7時・18時半」のタイミングで現場に姿を現していました。
最終的に映っていたポイントが、ちょうど現在セットしている手動網トラップの設置場所だったため、仕掛けの位置はこのままベストな状態を維持することにしました。22時台のうちに現場の最終調整と準備を完了。てんちゃんの出現ピークである深夜0時~朝8時まで、通しで集中して張り込み・捕獲捜索を行うことにしました。
雨上がりで、空腹になっている今夜から明朝が最大のチャンスです。
しかし――てんちゃんは、なかなか現れてくれません。 少し周囲を確認すると、てんちゃんの姿を確認。「22時30分頃、翌1時50分頃、翌7時40分頃」に現れました。
しかし、トラップ付近には近寄ってくれません。ですが、今回の行動によってルートや出現する時間帯を把握することができました。
そのため、今回プロファイリングしたてんちゃんの行動心理を読み解き、効果的な位置や配置を入念におこない捕獲器をセットし、まずはもう一度、2日間様子を見ることにしました。
あとは、タイミング次第です。てんちゃんは一度、捕獲器に入った経験があるため、捕獲器に入らなかったり、捕獲器そのものを嫌がっている場合には、もう一度手動トラップでの捕獲が必要になる可能性があります。そのため、まずはもう一度、2日間ほど捕獲器を設置して様子を見ることにしました。捕獲器の管理方法を飼い主様に詳しく説明し、管理していただくことに。
5. 焦らず掴んだ勝機、そして感動の保護へ
そして翌日、てんちゃんもようやく空腹が限界に近づいたのか、捕獲器の中にあるエサに興味を示している様子がカメラに映っていました。途中まで身体を入れている姿も……!
こちらからカメラや捕獲器の位置を再度アドバイスし、てんちゃんの警戒を解くために調整をおこないました。飼い主様に不明点があった場合もサポートしながら、もう一度、保護に向けて勝負に出ることに。
そして、次の日の朝。 飼い主様が捕獲器を確認すると――
そこには、てんちゃんがいました!!!

飼い主様とお電話にてお話をしている後ろにも大きなてんちゃんの声が聞こえていました。本当に不安で寂しかったのだと思います。そんな強く、長い鳴き声に感じました。可愛い高い声で、「にゃーにゃー」と鳴いている声が聞こえました。
その後、飼い主様からあたたかいお言葉をいただきました。
「今後は脱走防止、がんばります!絶対!!!」 「撫でて、撫でてのすりごろがすごいです……!」 「ごはんもしっかり食べて、お水も飲んでいます」 「ほんまにありがとうございます」
てんちゃんは、とっても賢い子です。お家のそばから離れず、何度も同じ場所へ戻ってきていました。きっと、ずっとお家へ帰ろうとしていたのだと思います。でも帰り道がわからない。
寂しかったね。よかったね。 これからはお家で、飼い主様と一緒に楽しい思い出をたくさん作ってね。
【愛猫・愛犬が迷子になってしまったら】
「臆病でご飯にも興味を示さない」「地域猫が多くて見分けがつかない」「屋根から逃げてしまった」など、複雑な状況の脱走トラブルは初期の正しい行動プロファイリングが解決の鍵を握ります。
間違った追いかけ方や捕獲方法は、ペットをさらに遠くへ逃がしてしまう原因になります。諦めずに、まずはプロのペット探偵イブにご相談ください。
[無料相談・捜索のご依頼はこちら(24時間受付中)]
CASE SUMMARY | 迷子猫てんちゃん
🐾 対象ペット・発生状況
野良経験ありの黒猫(警戒心が強く、環境適応能力が高い個体)2階のベランダから脱走
🧠プロの分析
周辺の建物構造および区画データから潜伏領域を極限まで絞り込み。野良経験猫の行動心理を考慮し、失踪地点から半径180m圏内を最重点捜索軸として設定。
📷 機材運用・データ特定
動物行動学に基づき高感度トレイルカメラ(センサーカメラ)を適切なアングルで設置。足取りと活動時間帯を可視化・可視分析し、姿を見せるピンポイントの「コアタイム」を特定。
✨ 安全保護・捕獲完了
特定した行動時間帯に合わせ、ターゲットの体重・性格に調整した箱わな式捕獲器を最適設置。怪我なく安全に保護捕獲を完了。
迷子ペット捜索費用
1時間:4200円~
(諸経費・消費税別)
ご相談やお見積りは すべて無料 で承っております。
「まず話だけ聞いてみたい」「依頼するか迷っている」――そんな段階でも、どうぞ安心してご連絡ください。
本予約前であれば、キャンセル料も一切かかりません。
料金につきましては、
① 捜索にかかる費用
② 現地までの出張費
の2つで構成されていますが、ご契約前に必ず「すべて含めた合計金額」 をわかりやすくご案内いたします。
あとから費用が増えることはありませんので、どうぞご安心ください。
大切なペットのことだからこそ、不安なく一歩を踏み出していただけるよう、誠実で丁寧な対応を心がけています。
よくあるご質問(FAQ)
ご相談から保護までの流れ
迷子になってしまったペットを一刻も早く保護するためには、どれだけ迅速に現地で対応できるかが非常に重要です。お問い合わせいただいたタイミングでペットの種類、性格や性別、逃走状況や周辺の状況などをヒアリングしその後の対応などコンサルティングをおこないます。
※ご相談には一切料金はかかりませんのでお気軽にお問い合わせください。

ペット探偵への依頼を考えたとき、
「いったい費用はいくらかかるのだろう」「後から高額請求されないだろうか」そんな不安を感じる方は少なくありません。
ペット探偵イブでは、迷子チラシ作成費や機材使用料など、不透明な請求一切ありません。
料金体系はできる限りシンプルで分かりやすく設定し、ご契約前に必ず詳細なお見積もりと合計金額をご提示いたします。内容に問題なければ契約締結となります。
後から費用を請求することは一切ありません。
費用面の不安を取り除き、飼い主さまが安心して大切なペットの捜索をお任せいただける体制を整えています。

現地へ到着後、過去の案件や捜索対象ペットの性格、周辺の状況(同時に失踪場所周辺の地形等)などのヒアリングをおこない調査手段を立案します。
※ペット探偵イブでは、初動を少しでも早くおこなうため契約締結後、画像をいただき迷子チラシを作成します。

ヒアリングで伺った内容と周辺環境を丁寧に分析し、捜索するペット一頭一頭に合わせた最適な捜索プランを立てて捜索を開始します。ペットの行動は種類や性格、失踪時の状況によって大きく異なるため、決まったマニュアルに沿った捜索は行いません。動物行動学や動物心理、そしてこれまでの数多くの捜索実績をもとに、常に「ペットの目線」に立った捜索を行います。
現地では失踪場所の再確認や隠れやすい場所の捜索を行い、地形調査や近隣への聞き込み、チラシ配布などを並行して実施します。
また、捜索終了後にはその日の進捗や結果を必ずご依頼主さまへご報告し、状況を共有しながら次の対応へとつなげていきます。
状況によりトレイルカメラ、サーマルカメラなどの機材を使用しペットの行動パターンを見定めます。
※機材費などで追加請求は一切ございません。

迷子ペットの警戒度、人馴れ具合など状況に合わせて保護方法を選定します。
飼い主さまの声掛けなどに反応する場合は呼びかけによる方法などもおこないます。
反応しない、逃げてしまうなどのペットの場合は捕獲器やサークルトラップなどの仕掛けを施し保護します。
各状況、条件により最も効果的な保護をおこない迷子ペットにとってより良い保護方法を選択いたします。
※ペット探偵イブでは機材費などで追加請求は一切ございません。ご安心ください。





